卵巣のう腫体験記 vol.10 ~入院4日目~

起床後、検温、血圧・酸素吸入量測定、それからガスが出たか聞かれる。
記憶が曖昧だけれど、この日辺りには出たような・・・。

昨夜は背中が痛くなって目が覚めた。
時刻は夜中の3時半頃。
横向くと傷が痛むので、バスタオルを背中の辺りに丸めて入れてみたりと悪戦苦闘。
結局少々の痛みは我慢して、横向いて寝た。(笑)

それにしても6時起床なのに、朝ごはんは8時。
お腹がすいてすいて・・・待ちきれん!マダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチン
で、運ばれて来たのが、

入院4日目 朝食おもゆ、牛乳、味噌汁

見事に汁ばっか。
それでもハラペコなので、あっという間に平らげる。
お腹チャポチャポ、ごちそうさま。


隣の患者さんは、痛み止めの打ち過ぎが原因か、回復が遅れてる様子。
尿管も抜いてないので、ベッドから立ち上がれず。
動かないのでガスも出ず、食事もほとんど取ってない状態だった。

朝の回診時に、背中に刺さった最後の管を抜いてもらう。
昨日は麻酔の残量を気にしながら、看護士さんに「これが切れたら痛いんですか??」と恐る恐る何度も確認した。(苦笑)
実際麻酔が切れる頃には、傷の痛みは随分癒えて全く無問題。
時折、押して確認してたお腹に、段々感覚が戻って来ているのがフシギだった。
抜いてもらった後は、背中に絆創膏ペッタン。
「お土産です」って渡されたのは、首から麻酔をぶら下げてたネットの袋。
隣の患者さんにも同じ事を言ってたから、普段無口な先生の渾身のギャグなんだろう。(笑)

早くもシャワー許可が下りたので、順番を待ってシャワーへ。
若干不安もあったけれど、許可が下りたんだから大丈夫だろうと景気よくジャバジャバ。
張り切って水かけすぎて、防水のはずのへそのとこに水が侵入!Σ(=д=!)
背中の絆創膏もぺろりーん・・・。
シャワー後、再消毒してもらいました。

手術跡←穴だらけのお腹と、正体不明のアザ。
(お目汚しすみません!)


シャワーから上がると、まだお昼まで2時間もあるのに、もうハラペコリーヌ

入院4日目 昼食
待ちわびて食べたのはおかゆさん。
脱☆汁物!!やっと食べた気がした。


お昼過ぎ、またまたお引越し。
今度は6人の大部屋の、扉入ってすぐ左側のベッド。
婦人科の患者さんだけでなく、整形外科の患者さんも同室の、割合動ける人中心の病室らしい。
なので、さっきまでの病室と違って、基本カーテン開けっぱなしの開放的な雰囲気。

日中は昼寝したり、DSで遊んだり、ぼーっとしたり、少しおしゃべりしたり・・・。
基本的に動いてないのにやっぱりお腹が減る・・・。(TдT)
売店に行きたい衝動に駆られるも、晩ごはんもすぐなのでガマン。

入院4日目 夕食←鮭とプリンに大喜びの晩ごはん


傷口の痛みはと言うと、昨日まで熱を持って熱痛かったのが、今日はもうかゆい。
かと言ってまさか掻くワケにもいかないので、患部の周囲をコソコソ掻いてごまかす。
瞬発的にお腹に力が入るくしゃみは相当痛い。
痛いのはイヤなので、そんな時は全力で鼻をこすって一生懸命抑える。

痛いと言えば、病室近くのトイレが狭すぎて、フックやら取っ手やらに頭をぶつけるコト3回。
その度に軽くうずくまるパン吉。
そんなこんなで更ける夜・・・。

2009.8.29のTwilog