苔寺

2006年9月23日 2019年7月19日

予約時間の13時少し前、そろそろいいかなと苔寺へ。
高さのある門扉の上には有刺鉄線が張り巡らされ、通用口脇には警備の方が。Σ(゚Д゚;
申込はがきを見せて、ずずずいっと奥の本堂へ。

~右記看板より抜粋~
地元の皆様から参拝の方々のバス、乗用車による交通マヒ、騒音、排気ガス、危険性等の訴えがあり、昭和48年春から歩行者天国、駐車場別地での設置、公衆便所の改築、観光バスの乗入れ禁止等の諸対策を各行政当局と協調して行ってまいりましたが、地元の要望の十分なる解決策とはならず、やむなく西芳寺としては昭和52年7月1日より事前に申込んでいただく少数参拝(庭園だけの拝観でなく写経・法話・座禅等の宗教行事にお参りしていただく聞法の道場)になりました。


本堂にて写経&読経


ここ苔寺では庭園だけの拝観は行っておらず、まずは本堂にて写経&読経。
写経と言っても、薄く印刷してあるお手本の上をなぞるだけなので難しくはありません。
が!これが結構時間が掛かる!。・゚・(ノ∀`)・゚・。
読経は読経でどこで息継ぎしていいか分かんないし。(><;

小一時間ほど掛けて写経を終え、最後に願事を書き奉納。

そしてやっと庭園へ

世界遺産登録された庭園は、鈴虫寺とは打って変わってひっそりとした雰囲気。
拝観料3,000円がそうさせるのか、はたまた1時間の写経が利いてるのか・・・。
こうして観光客を制限しているのは、近隣地域への配慮と苔の保護のためだとか。
とにもかくにも静寂が包む庭園は、観光地化された京都ではなかなかの値打ちモノ。

パシャパシャ写真を撮ってるうちにハタと気が付くと苔だらけ。(笑)
その内の一部分をダイジェストでどうぞ~。


天気が良すぎたせいか、苔が乾燥気味なのが残念だったケド、一面苔むした庭園は圧巻でした。
梅雨もしくは紅葉と緑のコントラストがキレイなシーズンにまた来たいな~。

西方寺(苔寺)

この記事は2006年当時のものです。情報が古い可能性がありますので、ご利用の際は事前にご確認ください。