ハチミツとクローバー

アニメ化されたり映画化されたり、どうやら人気マンガらしいと漠然と知っている程度で、レンタルショップでパラパラめくって見ても、あまりピンとこないまま4年。
先日、知人から借りる機会があったのでまとめ読みしました。

1巻目では「絵が粗い」「ギャグが肌に合わない」「そもそも今更(?)恋愛マンガもなぁ…」と、どちらかというとマイナス意見をがっつり抱えつつ読み進めていたのが正直なトコロ。

読み進めてるうちに羽海野ワールドにとっぷりと浸かり、感性が合わないと勝手に思い込んでたギャグも楽しめるようになり、そのうちに絵も整い始め、最終的には楽しく時には涙ぐみながら読んでました。

ただの恋愛マンガでは済ませず、それぞれのキャラのそれぞれの切なさが染み渡って来るというか…。
登場人物も皆魅力的で、お気に入りばっかり。(笑)
同じ年頃で読んでたらもっとどっぷりハマってたんだろうなぁ。
そして何より創作意欲がガッツンガッツン刺激される作品。
もの作りが好きな人には特にオススメ。