青天の霹靂

DVDレンタル鑑賞。
まんまと泣かされました。一粒どころか。
それよりも思ってたより笑い成分は少なめ。
笑えるのはコントシーン中心で案外シリアスシーンが多く、たぶん何とも言えない表情を浮かべながら観てた。
どーっしょーもない親父でしかなかった父親が、タイムスリップした事で見えて来る、相変わらずどーっしょーもないけれど愛のある側面。
そして母親がいなくなった真実。

他愛無い未来の話をするシーンが印象的で、大泉洋と柴崎コウの演技に胸が詰まる。
後半のマジックシーンの大泉洋がやたらカッコ良く見えて、後でスタントなしで演じたと知りストーンと腑に落ちた。
すごいなー。

出演だけでなく原作、脚本を手掛けた劇団ひとり。
そして予告PVの試写でボロ泣きして営業も。(笑)
この人もすごい。
著作はまだ拝見した事ないので、原作読んでみたくなった。

そしてミスチル主題歌の「放たれる」
♪産まれてきた ただそれだけで 愛されてる証♪
グッと来るフレーズ。

全体的にバランス良くまとまったいい作品。
そして奇しくも母の日にぴったりな1本でした。